自衛隊の洗濯機でも試してみてほしい! 〜【家事えもん式】汚れが激落ちの洗濯槽清掃法〜
(陸上自衛隊幹部候補生学校公式HPより引用)
こんばんは。
元・国防男子の大吉です。
最近洗濯をすると、洗濯ネットにカビの塊みたいなものがくっついてくるので、今日は半年ぶりに洗濯槽の清掃をしてみました。
以前【得する人損する人】というテレビ番組で、「家事えもん」がやっていた洗濯槽清掃の方法を見ました。
一度試してみたら、汚れが劇的に落ちたので、それ以来いつもこの方法で洗濯槽の清掃をしています。
今日は、それについて写真付きで紹介したいと思います。
これは、自衛隊の駐屯地にある洗濯機でも試してほしいんです!!
多分、すごい光景を目の当たりにすることになると思います。
「えっー、今までこんなに汚い洗濯槽で洗濯をしてたのかー!!」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
愕然とすると思います。
だって、自衛隊の駐屯地や基地にある洗濯機は、ほぼ毎日フル稼働。
そして、普段の清掃といっても外観の清掃くらいで、洗濯槽の中まで清掃はしませんよね?
積年の汗、ドロ、ホコリ、カビ、髪の毛、食べかす等がたんまり詰まっているはず・・・
そして、洗濯機の中は異臭を放っている。
一度この方法を試して洗濯槽をキレイにして、綺麗でいい匂いのする迷彩服を着てほしい!
洗濯槽の清掃で準備するもの2つ
洗濯槽清掃で準備するものはたったの2つ。
1 過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)
過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素が 2:3 の割合で混在してできたものです。酸化力があるので漂白剤、除菌剤、消臭剤としてよく使われます。一般に酸素系漂白剤として売られている製品の主成分で、「白さ」を強調する合成洗剤に配合されていることもあります。
漂白剤として目にすることが多いので、それ以外の使い道はと訊かれても「?」なことが多い過炭酸ナトリウム。ところがこれがかなり多方面に使える実力派アイテムであることが分かってきました。食器洗い乾燥機用洗剤や、パイプクリーナー、洗濯槽クリーナーなどなど。
使ったあとは炭酸ソーダと酸素、水に分解するので生分解の必要がなく、環境にもあまり負荷をかけません。塩素系漂白剤と違って使用後は殺菌作用を失いますから、家庭用浄化槽を設置しているご家庭でも比較的安心して使えます。
出典:石鹸百科HP
僕は、過炭酸ナトリウムに関してはあまり詳しくないのですが、説明文を見る限りは、洗濯や清掃にかなり使えそうなアイテムですね。
2 ゴミ掬いネット
ネット上ではストッキングを使用した即席のゴミ掬いネットが紹介されていたので、試してみたのですが、結構掬いにくかったです。
写真のように浴槽等のゴミ掬い専用の柄付きネットの方が、コンパクトでゴミは掬いやすいです。
劇的に汚れを落とす洗濯槽清掃の6ステップ
1 洗濯槽の内側にあるネット類を取り外す
半年ぶりに開けてみましたが、大量のゴミが溜まっていました。
まずこのネットを取り外さないと、何度やってもゴミが洗濯槽に残ってしまいます。
取り外して、きれいに清掃しましょう!
2 ぬるま湯を洗濯槽に溜める
風呂の残り湯でもいいですが、洗濯槽が80%くらい浸かるくらいまでぬるま湯(40℃くらい)入れます。
(恐らく、MAXの水量で設定すれば、槽の80%くらいの量になると思います。)
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この時点で、すでに茶色いゴミが槽の底に沈んでいます。(わかりにくいですが)
3 過炭酸ナトリウムを洗濯槽に入れる
過炭酸ナトリウムを10リットルのぬるま湯につき、100g入れる。
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僕の場合は、62リットルのぬるま湯を入れたので、620gの過炭酸ナトリウムを洗濯槽に投入しました。
購入した過炭酸ナトリウムは750g入なので、洗濯槽洗濯をしたらほぼ残りません。
過炭酸ナトリウム620gを投入してみたら・・・
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洗濯槽が白く濁り、泡がボコボコ出始めて、泡とともに次第に大量のゴミが浮き上がってきた。
4 洗濯槽を5分程度回し、5時間程度待つ
そして、洗濯槽を5分間回した後は、ご覧の通り!
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拡大してみると・・・
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洗濯機を5分間回しただけなのですが、既にこんなに気持ち悪いワカメのようなゴミの塊が浮き上がってきていました。
そして、待つこと5時間・・・・
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過炭酸ナトリウムの炭酸も抜けてしまい、大量のゴミが浮いていました。
洗濯槽の見えないところには、こんなにもゴミが溜まっていたんですね・・・・
5 浮き上がってきた大量のゴミをゴミ掬いネットで掬う
過炭酸ナトリウムを洗濯槽に入れて5時間経過後、浮き上がってきたゴミを掬い取ります。
すべてのゴミをきれいに掬い取りました。
6 1サイクルを【水流を「強」、5分間回してゴミ回収】として、2,3回10回程度繰り返す
1サイクルを【水流を「強」で5分間洗濯機を回して、ゴミ回収】として、
何サイクルやれば、ゴミは完全に取れるか?というのを実験してみた。
なぜなら、ネット上ではほとんどが「2,3回洗濯機を回して、洗濯槽の掃除は終了」となっているのだが、これまで2,3回で洗濯槽からゴミが出なくなった試しがないから。
今回、実際に試してみると、
2サイクル目
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5サイクル目
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10サイクル目
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まだ、ワカメみたいなゴミが浮いている・・・
いつになったら完全にゴミは無くなるんだろう・・・
そして、20サイクル目
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20サイクルやってもまだ残っている・・・
洗濯槽の外側にへばり付いているゴミが完全に剥がれていないため、洗濯をする度に洗濯槽の中へ出てきてしまうのだ。
ずっと洗濯機を回し続けている僕に、妻から「いつまでやってるの!いい加減にして!」とお叱りを受けたので、志半ばで、このへんで終了します。
結論としては、
- 20サイクルもやってみたが、ゴミが洗濯槽に出なくなることはなかった。
- だから、ある程度ゴミが出なくなったところで妥協すべき。
- 殆どのネットで書かれているような「2,3回洗濯機を回して、洗濯槽の掃除は終了」というのは、ちょっと不十分
- 10サイクルくらいやれば、妥協できるゴミの量になる。
最後に
あなたも是非、過炭酸ナトリウムを使って洗濯槽をクリーニングしてみてください!
とんでもない光景を目の当たりにし、これまでカビ菌だらけの洗濯機で洗濯をしていたことに気づくことでしょう。
毎日身につける下着や洋服は、キレイな洗濯機で洗いたいものですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も皆様にとって良い一日となりますように。
元・国防男子 大吉