【初体験】ドローンスクールの無料体験説明会に参加してみた
(出典:DJIのHPより引用)
こんにちは。
元・国防男子の大吉です。
先日、ドローンスクールの無料体験説明会に参加してきました。
ドローンスクールの無料体験に参加した理由は、
色々な場所に出かけて空撮映像を撮影したい!!
と思ったから。
普通の動画と違った視点で景色を見れるのが魅力的ですよね。
そして、何かビジネスに結び付けられないか模索中。
初めて操作したけど、結構難しかった・・・
1 ドローン説明体験会へ参加
僕が参加したのは、
神奈川県座間市にある「都南自動車教習所」が
運営しているドローンスクール。
自動車教習所がドローンスクールを運営してるって、珍しいですよね。
自動車教習所の教官達がライセンスを取得して教えているそうです。
ドローンスクールの受付はこんな感じ。
そして、教室はこんな感じ。
教室内にはネットが張られていて、ドローンを飛ばせるスペースも!
教室内でドローンの操縦体験ができました。
体験会は、最大3名の少人数制だったので、
ドローンの操縦時間は3名で1時間以上確保できました。
2時間の無料体験説明会でしたが、
ドローン操作はものすごく集中力を使うので、結構疲れました・・・
2 ドローンで何ができるの?
空 撮
(出典:https://www.eurasia.co.jp/attraction/feature/drone)
よく、テレビやYouTubeなどでドローンの空撮映像を見ますよね?
きれいで印象的な空撮写真や動画が撮影できる。
防災・災害
(出典:http://dronesmedia.jp/?p=4522)
災害前の調査や監視に活用することで、
- 危険な場所へ作業員等を派遣する必要がなくなり、その継続的な監視も可能。
- 行方不明者の捜索・救助や森林火災などで人が近づけない場所での活動に役立つ
農林水産
(出典:https://newswitch.jp/p/11605)
- 農薬の空中散布が可能
- 上空から収穫時期の農作物の色づき等をより正確に知ることが可能
セキュリティ
(出典:https://smartdrivemagazine.jp/technology/drone-home-security/)
- 監視カメラとしての役割
- 老人の徘徊や子供の見守りに役立つ
- 倉庫内の監視や在庫管理、設備点検など、今まで時間と労力がかかっていた作業も素早く行うことが可能
測 量
(出典:https://bim-japan.com/drone.html)
街全体を俯瞰で見て、迅速なデータを取得し、3次元地図を今までより簡単に作成することが可能
インフラ維持・管理
(出典:https://response.jp/article/2017/01/26/289305.html)
風力タービンや橋脚・橋梁、ソーラーパネルの点検・検査が容易
この無料体験説明会で初めて知ったのですが、
すでにドローンは色々な場面で使われているのですね。
僕は、空撮、防衛や災害現場での使用くらいしか知らなかったのですが・・・
特に、災害の現場ではものすごく重宝すると思います。
陸上自衛隊の偵察部隊が入っていけない地域でも容易に状況を把握できます。
自衛隊には航空機を活用した航空機偵察能力もありますが、
もっと軽易にドローンを飛ばして被災状況や使用可能経路を
知ることができれば、人員の救助や瓦礫の除去等も迅速に行えるでしょう。
3 シュミレーション体験
体験会では、実際のドローンを飛ばす前にパソコン上で
シミュレーションを使用してコントローラー操作に慣れます。
一番簡単なモードでも、かなりの回数の墜落をさせてしまいました。
これまでラジコンすらも殆どやったことが無かったので難しかったです。
4 ドローン飛行体験
4−1.HUBSAN
(出典:GForceのHPより引用)
まずは、HUBSANという小型のドローンを体験。
本製品の仕様は、以下の通り。
寸法 | 83 × 84 × 33 (mm)(ローターを除く) |
---|---|
重量 | 51g |
メインローター径 | 55mm |
バッテリー | LiPo 3.7V 380mAh |
充電時間 | 40分(状況により異なります) |
フライト可能時間 | およそ6分(フライト状況による) |
送信機電波到達範囲 | およそ40m |
フライト可能時間は、約6分なのですぐに電池が切れてしまう。
そして、満充電には40分の時間が必要なので、複数の電池が必要になる。
ちなみに使用したHUBSANは、GPS機能が付いていないもの。
GPS機能が付いていなければ、
飛行が安定しないので、操縦がとてもむずかしい!!
室内で操作をしたが、エアコンの風に大きく影響を受けてしまい、
空中でホバリングするのがとても難しかった。
そして、障害物を回避する機能もないため、
防護ネットに衝突して墜落ばかり・・・
でも、ドローンの操縦能力を高めるためには、
今回使用したHUBSANのような安価なドローンで、
GPS機能に頼らずに練習したほうが良いと思いました。
4−2.SPARK
(出典:DJIのHPより引用)
次に体験したものは、「SPARK」というドローン。
製品仕様は、以下の通り。
カメラ性能 | |||
---|---|---|---|
カメラ搭載有無 | 標準 | FPV | ○ |
動画解像度 | 1920x1080 | RAW撮影 | |
本体性能 | |||
飛行時間 | 16 分 | 充電時間 | 80 分 |
操作可能距離 | スマホ/タブレット対応 | ○ | |
対応OS | iOS 9.0以降/Android 4.4以降 | Wi-Fi内蔵 | ○ |
障害物検知 | ○ | 自動追尾機能 | ○ |
自動帰還 | ○ | ジェスチャーコントロール | ○ |
GPS | ○ | GLONASS | ○ |
折りたたみ | |||
サイズ・重量 | |||
全長x全幅x全高 | 143x143x55 mm | 重量 | 300g |
カラー | |||
カラー | アルペンホワイト スカイブルー サンライズイエロー メドウグリーン ラヴァレッド |
(価格.comHPより引用)
このドローンはHUBSANと違って高価なため、
初心者の僕たちにはあまり触らせてもらえなかった。
GPS機能がついているものなので、
GPS機能がないものとの操縦の容易性について比較
することができた。
操作をしてみての感想は、GPS機能があれば、めちゃくちゃ安定する!
GPS機能を持たないHUBSANの操縦でかなり苦労したので、
その安定感には、とても驚きました。
障害物を回避する機能も付いているため、初心者には安心!
5 陸上自衛隊のドローン
ちなみに、
現在、陸上自衛隊で使用しているドローンはこの2つ。
5−1.新無人偵察機システム
(出典:blogs.yahoo.co.jp)
高射特科や野戦特科の観測部隊が使用する無人偵察機。
- 重量は、275kg
- 飛行速度は、約130km/h
- 実用上昇高度は、2,500m
- プログラムによる完全自律飛行ができ、リアルタムで画像の伝送が可能。
- 航続距離は、50km以上あり航続時間は3時間以上。
- 自爆装置が装着されており、敵に捕獲されたときには自爆して、秘匿性を確保
自爆機能がついているのは、軍用ならではのものですね。
5−2.近距離用UAV
(出典:http://yoyotoru.photo-web.cc/m_4046.html)
普通科部隊が前方の敵情や地形を解明するために
使用するドローン。
手投げ式ドローンで、重量も約4kgと軽い。
偵察可能距離は、数キロ。
6 最後に
何でもそうですが、やはり練習をしっかりやってから
本番に臨まないとだめですね。
早速ドローンを買おう思っていたのですが、
一瞬で墜落させて数十万円を無駄にしてしまうことになるのが明らか
なので思いとどまりました。
なので、
まずは「飛行申請ライセンス取得コース」を取得してみようと思います。
4日間のコースで、座学が1日間、実技が3日間。
使用するドローンは、PHANTOM(2、4Pro、4Pro+)
ライセンス取得をしていれば、
禁止区域を飛行する場合に書類申請だけで飛行が可能なのですが、
ライセンスが無ければ、
国土交通省に行って実技審査を受けなければならないそうです。
料金は、
4日間のコースで受講料は25万円で、
検定料と認定料で約10万円・・・
ドローンも購入すると全部で50万円くらい・・・
ちょっと痛いけど、
50万円以上の価値があることを信じて・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日も皆様にとって良い一日となりますように!
元・国防男子 大吉