最近、だらけがちな自分に「喝」!! 〜なぜ、自分を追い込のか?〜
おはようございます。元・国防男子の「大吉」です。
昨日は、梅雨の中休み。気温は、30度超え。
栃木県佐野市では、36.4度を記録したらしい・・・
最近、だらけがちな自分へ「喝」を入れるため、自分を追い込むことを決意。
神奈川県伊勢原市にある、丹沢の大山頂上への登頂。
コースは、小田急線の伊勢原駅から大山の頂上まで登って帰ってくる、約32kmのコース。
日頃から運動している人にとっては、大したことはないと思うが、運動していない人がいきなりやるには、結構無謀なチャレンジ。
そして、タイムリミットは、午後4時。
つまり、伊勢原駅から大山頂上まで走って伊勢原駅まで6時間以内で帰ってくるコース。
これから、大山の山頂を目指す。
駅前にある鳥居からスタート。
灼熱の日差しが照りつける。
本当に暑い・・・
頂上まで、まだまだ、遠いー。
運動不足のためか、伊勢原駅から4kmくらいの地点で既に、股関節と膝に痛みが・・・
「頂上まで登れるだろうか」という一抹の不安を抱えながら、歩を進める。
平坦な道から上り坂へ。
やっと、大山が近くに見えてきた。
暑さで頭がクラクラする・・・喉はカラカラ・・・
やっと「丹沢大山国定公園」の看板が見えてきた。
飲み物は、全く持たずに出発したので、ここで初めて飲み物を購入。
久しぶりにきつい運動をしたので、ジュースが格別に美味しい!!
元気を取り戻して、どんどん登っていく。
川のせせらぎ、鳥の鳴き声しか聞こえない。とても長閑な場所。
心臓の辺りが痛くなってきた・・・既に、足もかなりきている。
きついけど、周りの景色に癒やされる。
やっと、お土産物売り場のあるところまで到着。
ここまで来て、既に体はボロボロ・・・
(引き返そうかな・・)自分の弱い部分が出てくる。
でも、せっかくここまで来たから神社まで頑張って行こうと奮起し、「女坂」の方から神社へ向けて歩を進める。
膝が笑い、足があまり上がらなくなってきた。
手すりに捕まりながら、ゆっくり登る。
途中、鹿を発見!
人間に慣れているようで、近づいても逃げない。
これが、熊じゃなくてよかった・・・(大山は熊が出るらしいですよw)
やっとこさ、神社に到着!
売店のおばさまに、
「これから、頂上までいくの?」
「水は持っていないの?」と声を掛けられ、
(当初の目標だったし、)「頂上まで行きます。」と答えてしまった。
「じゃあ、水をペットボトルに入れてあげるよ。水を飲んでいきなよ。」と優しい言葉をかけて頂き、ペットボトルに冷たい水を補充して貰った。
(この、おばちゃん、マジで神!そして、この冷水は、世界一美味しく、きっとご利益がある!)
喉も乾いたし、全然休憩もしていなかったし、腹も減ったし、ここらでちょっと休んでいくか。
おばちゃんに水も入れてもたったことだし。。
と言うことで、
売店の方の優しいおもてなしと、あつあつカレー(800円)を食して、体力と気力を回復!
ペットボトルの水も満タン。
「大山阿夫利神社下社」でお参りをして、
更に高いところから、より良い景色を見るために・・・
自分の弱い心を鍛え直すために・・・・
大山頂上への扉を開く。
ここから、頂上までは、上り90分、下り60分らしい。
そして、扉を開けた瞬間。
いきなりの試練・・・w
道中は、巨大な岩だらけ・・
より高く足をあげないといけないので、かなり登りにくいし、足への負担が半端ない。
途中の休憩場所。
休みたいけど、娘の幼稚園の迎えがあるので、先を急ぐ。
頂上まで、700m付近。
道が整備されていた。本当にありがたい!!
頂上まで、あと600m!
45分で何とか、到着!
多くの人が、山頂で休憩し、お弁当を食べていた。
山頂からの景色は、格別!
山頂の売店も営業されていた。
滞在時間は、約10分。
娘の幼稚園の迎えに間に合わせるため、体のストレッチをして、すぐに下山。
下山のときは、かなり膝に負担がかかる。
50mくらい下山したところで、両膝の関節を痛めてしまった。
下る度に、両膝の外側部分に激痛が走り、かなり辛い・・・
(伊勢原駅まで走れるだろうか・・・かなり不安)
下山途中、苔に包まれた大木を発見。
生命力を感じて、写真を撮影したのだが・・
よく見ると・・
人が手を上げて椅子に座っているような形に見えませんか?
結局、ケーブルカーにお世話になることもなく・・・
お土産を見ることもなく・・・
娘の幼稚園の迎えのために、足の痛さに顔を歪めながら、小田急伊勢原駅へ急ぐ。
膝に激痛が走るので、駅の階段を手すりに捕まりながら登るのが、精一杯。
トレーニング・スパッツに付いている白いものは、汗による「塩」。
本当に辛い戦いだった。
【本日の成果】(持参したiPhoneより)
走行距離:約32km
時 間:約6時間
総歩数:35,256歩(多分、もっといってるはず。)
登った階数:304階(多分、もっといってるはず。)
沢山の方々と挨拶を交わし、会話をし、人の優しさを感じた、本当に充実した1日でした。
かなりきつい戦いでしたが、終わってみれば素晴らしい達成感を味わえました!
体は、ボロボロですが・・・
なぜ、こんなにボロボロになるまでやるのか?
さて、今回のチャレンジは、自分で勝手にやると決めたことで、途中で止めよう、途中で楽をしようと思えば、いつでも自分の意思でやめること、楽をすることはできました。でも、足を引きずりながらも目標は達成しました。
目標を達成することも大切なんですが、
僕が一番重視していることは、
「その目標を達成するための過程で、途中で止めたい、楽をしたいという誘惑に駆られながらも、その誘惑を自制し、より精神的に強靭で、健康で、活力の溢れる人間になること」です。
きついときには、できない理由や、やらない理由を考えがちになるものです。
そこで、誘惑に負けず、如何に自分を律して、厳しい方の道を選べるかが自分を成長させるための鍵なのだと、僕は信じています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日も、皆様にとって良い一日となりますように。
元・国防男子 「大吉」